Reborn-Art Festival

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淺井裕介

Yusuke Asai

小積エリア

1981年東京生まれ。東京在住。 
淺井は個人のアトリエでの制作と並行して、2003年よりマスキングテープに耐水性マーカーで植物を描く「マスキングプラント」の制作を開始、また、滞在制作する各々の場所で採取された土と水を使用し、動物や植物を描く「泥絵」や、アスファルトの道路で使用される白線素材のシートから動植物の形を切り出し、バーナーで焼き付けて制作する「植物になった白線」など、条件の異なったいかなる場所においても作品を展開する。近年は立て続けに30mをゆうに超える壁画の大作を発表して注目を集めた。淺井の描く動植物たちは多くの場合画面に隙間なく併置され、大きな動物の中に入れ子状に小さな動物が現れたりと、ミクロの中にマクロが存在するこの宇宙の生態系を表しているようでもある。近年の主な個展に、彫刻の森美術館での「淺井裕介 ― 絵の種 土の旅」(2015-2016年)。また、ヴァンジ彫刻庭園美術館での「生きとし生けるもの」(2016年)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013-2016年・犬島)、「越後妻有アートトリエンナーレ2015」、ヒューストンのRice Gallery での個展「yamatane」(2014年)など国内外のアートプロジェクトに多数参加している。

作品番号 :
E1
タイトル :

すべての場所に命が宿る @牡鹿のスケッチ

制作年 :
2019年
淺井裕介は、現地の「土」を使った「泥絵」と呼ばれる壁画制作が印象的な作家です。私たちが生まれ 、立ち、そして死んでいく 、足元の「土」を素材に、淺井は物語を編むように作品を制作します。それは、太古からのメッセージのように私たちの前に現れ、 読み解こうとする者の思考と感情をかきたてます。「主役はなくて、価値としては 全部並列なんです。世界はものすごく小さな粒子の集まりでできていると思うんです。たまたま別の物体なんだけど、ばらけていくと全部同じ。宇宙や植物にも点から始まるリズムみたいなものを感じます」(淺井裕介)
展示場所 :
フェルメント周辺
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