Reborn-Art Festival

© Reborn-Art Festival 2024

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狩野哲郎

Tetsuro Kano

荻浜エリア

Photo by Daisaku OOZU JR EAST meets ART @Takanawa Gateway Fest

1980年宮城県生まれ。神奈川県在住。生物学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュルの環世界の概念をもとに、各々の生物がそれぞれの知覚によって見出す世界の多様性に興味を持ち、鳥や植物を内包することによって作家の意図を超えて推移するインスタレーションを制作。ほかに彫刻やドローイングも展開している。現地の素材を取り入れながら滞在制作、発表を行う。近年の主な個展に、「あいまいな地図、明確なテリトリー」(モエレ沼公園ガラスのピラミッド、札幌、2013年)、「純粋な標識」(ハラ ミュージアムアーク、群馬、2012年)、「自然の設計」(ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト、東京都現代美術館パブリック・プラザ、東京、2011年)など。

作品番号 :
D4
タイトル :

21の特別な要求

制作年 :
2021年
狩野はこれまでにガラスや陶器、ネットやフラッグなどの既製品と、植物や自然物を組み合わせた素材で、空間にドローイングを施すように場を構成してきました。今回は、荻浜灯台一帯のエリアにインスタレーションを出現させます。屋外に構成された作品は、周囲の環境により変化し、動物や鑑賞者も自然環境として入り込むことで完成していきます。また、昼と夜の風景の違いにも着目しました。森に生息する生き物たちが、月明かりと灯台の閃光のもとで見るであろう夜の彫刻などを想像しながら制作した作品群です。
展示場所 :
荻浜灯台
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