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Sakura Koretsune
1986年、広島県生まれ。宮城県仙台市在住。2010年、アラスカ州立大学フェアバンクス校卒業。2017年、東北芸術工科大学大学院 修士課程地域デザイン研究領域修了。2018年より東北大学東北アジア研究センター学術研究員。アラスカや東北各地の捕鯨、漁労文化、海の精神文化についてフィールドワークと採話を行い、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表。2016年より、リトルプレス『ありふれたくじら』を発行(Vol.1~5既刊)。2017年、横浜市民ギャラリーにて「新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち」に参加。2018年、宮城県気仙沼市リアス・アーク美術館にて個展「N.E. blood 21: Vol.67 是恒さくら展」を開催。同年「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」の企画展「現代山形考」に参加。さまざまな土地に生きる個々人の記憶を〈歴史の肌理〉として継承する表現を展開する。
山形藝術界隈とは
「山形ビエンナーレ2016」期間中に開催されたアートの市「芸術界隈」(ディレクター・三瀬夏之介)から派生した芸術運動体として2016年より活動開始。絵画・音楽・パフォーマンス等それぞれの表現活動を行なうメンバーが集まり、既存の枠組みに捕われない新たな作品制作・発表のあり方を模索する実験的な活動を行なっている。2017年は、山形・ミサワクラス、山形・白鷹町文化交流センター、東京・新宿伊勢丹(ISETAN ニューアーティスト・ディスプレイ)、山形・鶴岡アートフォーラム(東北画は可能か?/三瀬夏之介個展 関連企画)での各種展示を行なった。2018年は、RAF2019キュレーター有馬かおるとの出会いをきっかけに生まれたプロジェクト「年間山形藝術界隈展」を立ち上げ、2019年2月まで年間を通しての企画展示を宮城・GALVANIZE gallery(石巻のキワマリ荘)で行なった。
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