Reborn-Art Festival

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マユンキキ

Mayunkiki

石巻市街地エリア

Photo by Hiroshi Ikeda

1982年生まれ。北海道出身・在住。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバー。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルにパフォーマンス参加多数。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF)2017バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。2018年より、自身のルーツと美意識に纏わる興味・関心からアイヌの伝統的な文身「シヌイェ」の研究を開始。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。2020年には、第22回シドニー・ビエンナーレ「NIRIN」に参加。同年、写真家の池田宏と「シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡るプロジェクト」(北海道・白老)、その後の初めの個展として2021年「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」(北海道・札幌、CAI03)を開催した。

作品番号 :
A7
タイトル :

SIKNU シㇰヌ

制作年 :
2021年
「マユンキキの部屋。そこは、まるで友人の部屋のようにありふれて見えるかもしれません。しかし、そこに置かれた些細なものが、今回の展示の核に繋がっていきます。タイトルの《SIKNU シㇰヌ》というアイヌ語には、“生きる、死なずにすむ、命を取りとめる、生き返る”という意味があります。現代の日本でアイヌとして、そして日本人として存在する私は、非常に複雑な立場であると感じています。私の《SIKNU シㇰヌ》に触れた皆さんにとって、日本語では複数の意味を持つこの言葉は、どのように感じられるでしょうか」(マユンキキ)
展示場所 :
旧サウナ石巻
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