Reborn-Art Festival

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ちばふみ枝

Fumie Chiba

石巻市街地エリア

1981年、宮城県石巻市出身・在住。2006年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻 彫刻コース修了。同年、椹木野衣氏が審査員を務める「ニュー・アート・コンペティション of Miyagi 」に入選。その後、都内中心に作品を発表。2011年、震災を機にUターン。翌年には地元石巻での初の個展「くすんだベール」を開催。震災体験を共有するクライストチャーチと宮城のアーティストたちの協働企画「 Shared Lines 」に2012年より携わり、仙台メディアテークでのグループ展と翌2013年のカンタベリーミュージアムでのグループ展に参加。2017年 Reborn-Art Festival が終了した後の GALVANIZE Gallery 初の企画展にて個展「serendipity」を開催。窓にかかるカーテンや扉などの「仕切り」の性質に着目し、現実と想像の世界との往還や、自分と自分以外の人や物との関係をテーマに、こちら側とあちら側をつなぐ「場」としての造形を展開している。

石巻のキワマリ荘とは
地域とアートの関係性に着目しながら継続、成長、発展する場所であり、東北石巻からアートを発信しています。現在、鹿野颯斗、シマワキユウ、SoftRib、ちばふみ枝、富松篤、古里裕美、ミシオの7人で活動しています。メンバー全員が石巻に暮らし、それぞれの表現、視点で制作発表をしています。RAF2019では「暮らし」をテーマに、シマワキユウ、ちばふみ枝、富松篤、古里裕美、ミシオが、震災から 変わりゆく石巻での暮らしの中から石巻の現在の一端に見出したモチーフとしての「家族」「環境」「この土地や人」「営み」へ向けた視線を元に表現し、震災の記憶を抱えた土地で共に現在を生きることの共同性や多様性を示します。

作品番号 :
B4-2
タイトル :

家族劇場

制作年 :
2019
「被災したまま直すでも壊すでもなく放置して8年になる『家』は、かつて家族が暮らしていた記憶をとどめながらも、現実の時の流れとともに変化が目につくようになってきました。それは、家の被災を『現在』から『過去』として捉えられるようになってきた自身の変化とも重なっています。『家』=『舞台』が破損したことで、記憶としての物語と現実が混在し、舞台を降りた状態で物語を鑑賞することも可能となった現在の視点から、『家族劇場』を発想しました。完結ではなくつづく物語として展開していくものと考えています」(ちばふみ枝)
展示場所 :
石巻のキワマリ荘
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